レノックス・ルイスは、土曜日ラスベガスで行われた
テレンス・クロフォードの
カネロ・アルバレスに対する3-0判定勝ちの採点にあまり納得していない。
スティーブ・ワイスフェルド裁判員は116-112(8ラウンド対4)と採点したが、同僚のティム・チーサムとマックス・デュルーカは115-113(7ラウンド対5)だった。
アルバレスに5ラウンド? ナンセンスだとルイスは考えている。
「あの試合でカネロが取ったのはせいぜい3ラウンドだろう」ルイスはYouTubeチャンネル『Boxing King Media』に語った。
ルイスはアレジアント・スタジアムのリングサイド席に大金を払ったが、その価値はあったと語る。間近で試合を観戦できたからだ。元ヘビー級王者は、試合前はどちらが勝つか確信できなかったが、ラウンドを重ねるごとにあるパターンに気づいたという。
アルバレスはプレッシャーをかけようと全力でほとんどのパンチを打ち込んだ。だがクロフォードはボクシングを展開し、動き、カウンターを合わせ、必要な場面ではリング中央で踏みとどまって応戦した。そのすべてがメキシコのスターを苛立たせた。
ルイスの見立てでは、クロフォード(42勝0敗, 31KO)はほぼ一方的に相手を支配した。そして新たなスーパーミドル級王者は、世界中から称賛を受けるに値する。
「テレンス・クロフォードは速すぎて、捕まえられなかった」ルイスは語った。「彼はあまりにも優れていた」