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カネロ、“やりづらい”スカルにも余裕の構え:「俺はどんな相手にも対応できる」
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Manouk Akopyan
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カネロ、“やりづらい”スカルにも余裕の構え:「俺はどんな相手にも対応できる」
カネロ・アルバレスはこれまで66戦を戦い抜いてきたが、彼を本当に“捕まえた”のはフロイド・メイウェザー・ジュニアとドミトリー・ビボルのたった2人だけだ。

そんなメキシコのスーパースターに挑戦するのが、ウィリアム・スカル(23勝0敗、9KO)。スカルは、ボクシング界最大の「稼ぎ頭」との一戦という“宝くじ”を手にし、そのチャンスに全力で食らいつこうとしている。

試合は5月4日、サウジアラビア・リヤドで開催され、現地時間午前6時(北米では東部時間午後11時/太平洋時間午後8時)にリングウォークが予定されている。

この一戦では、カネロが保持するWBA、WBC、WBO、そして『ザ・リング』誌認定のスーパーミドル級タイトルが懸けられるほか、スカルが持つIBF王座も統一戦として加わることになる。もっともこのIBF王座は、カネロが昨年返上したことで空位となり、スカルがウラジミール・シシュキンに薄氷の勝利を収めて獲得したものだ。

そして今、スカルは「世界を驚かせる番は自分だ」と意気込んでいる。

だが、カネロは冷静そのものだ。

「みんな俺に勝てると思ってリングに上がってくる。でも実際にリングに入ってからが勝負なんだ」とカネロはTMZに語った。「あいつはキューバンスタイルで、良い選手だよ。特に序盤はやりづらい展開になるだろうな。でも、俺はこれまであらゆるスタイルの選手と戦ってきたし、どんな相手にも対応できる自信がある……もう準備はできてるよ。あとは試合を待つだけだ。」

もしウィリアム・スカルという相手がカネロ・アルバレスを心からワクワクさせる存在でなかったとしても――キャリア初となるメキシコとアメリカ以外での試合、そしてその先に待つビッグファイトは、確実に彼を奮い立たせている。

アルバレスは今年初め、リヤド・シーズンと4試合契約を締結。その初戦となるスカル戦に勝てば、**9月にはテレンス・クロフォードとのスーパーファイト**が計画されている。

「今回のサウジアラビアでの試合は、俺にとってすごく楽しいものになると思う。キャリアの中で新しいことに挑戦できるからね」とカネロは語る。「キャリアのこの段階では、そういう“新しい経験”こそが自分を突き動かしてくれる。他の国で戦うことや、新しいチャレンジ……今の俺にとっては、それが最高のモチベーションなんだよ。」

Manouk Akopyan 『ザ・リング・マガジン』のリードライター。XおよびInstagramでは [@ManoukAkopyan](https://x.com/ManoukAkopyan) で連絡可能。

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