驚くべき展開として、リヤド・シーズンおよびサウジアラビア総合娯楽局のトップであるトゥルキ・アラルシク氏が木曜の夜、メキシコのスーパースター、サウル「カネロ」アルバレスとリヤド・シーズンの間で4試合の契約が締結されたことを電撃的に発表した。
「ライオンには手を出すな…カネロがリヤド・シーズンで4試合…契約は完了した…ライオンは羊の意見で眠れなくなったりしない…ジャングルではなくライオンを恐れよ」とアラルシク氏はSNS上で発表した。
その後、アラルシク氏はSNSに動画を投稿し、4試合契約のいくつかの内容を明かした。
同氏によれば、第1戦は5月にサウジアラビア・リヤドで行われる予定であり、これがカネロのリヤド・シーズン初登場となる。
ザ・リング・マガジンが得た情報によると、5月のカネロの復帰戦は、広く報道されていたインフルエンサーのジェイク・ポールとの対戦ではないという。
この衝撃的な発表は、目まぐるしく展開した1週間の締めくくりとなった。
月曜日、ザ・リング・マガジンは、カネロが4階級制覇王者テレンス・クロフォードと、ラスベガスのアレジアント・スタジアムでスーパーミドル級タイトルを防衛する試合に合意していると最初に報じた。
しかしその48時間後、ザ・リング・マガジンは、カネロ対クロフォード戦が白紙となったことを把握。カネロが5月3日にラスベガスでポールとの対戦に向けて契約締結間近との噂が広まり始めた。
木曜日はボクシング界にとってまさにジェットコースターのような1日だった。
カネロとポールの契約が間もなく成立するという報道が相次いだ。
ESPNのボクシングインサイダー、マイク・コッピンジャーは、アラルシク氏が「カネロとリヤド・シーズンとの3試合契約の交渉を中断した」と報じた。
そしてその日を締めくくったのが、アラルシク氏による「カネロとの4試合契約」という爆発的なニュースだった。
前述の通り、初戦は5月にリヤドで開催される。コッピンジャー記者によれば、ジャーマル・チャーロと、ハイメ・ムンギアに番狂わせを起こしたブルーノ・スラースが対戦相手候補に挙がっている。
詳細に精通する情報筋によると、カネロは次に9月、クロフォードとの超大型マッチで再びリングに立つ予定で、これはリヤド・シーズンの目玉イベントとしてラスベガスで開催される。
その後、カネロは2026年2月にリヤドに戻り、再びビッグファイトに出場する。この試合の候補には、ドミトリー・ビボルとの再戦、ハムザ・シーラズ、クリス・ユーバンク・ジュニアなどが含まれるとコッピンジャーは報じている。
そして最後に、カネロは2026年10月にリヤドで開催されるリヤド・シーズンの第4戦でメインイベントを務める予定であり、その日程は今後発表されるという。