「キング」カラム・ウォルシュ(13勝0敗、11KO/アイルランド・コーク出身)が、6月21日(土)、米カリフォルニア州チュマシュ・カジノ・リゾートでエリアス「ザ・ラテン・キッド」エスパダス(23勝6敗1分、16KO/メキシコ・ユカタン出身)と対戦し、UFC Fight Passを通じて全世界に生中継される。
ジュニアミドル級10回戦のメインイベントは、トム・ロフラー率いる360プロモーションズの主催で行われる。ウォルシュは今回、WBCコンチネンタル・アメリカ王座の4度目の防衛戦となり、現在WBC世界ランキング4位、IBF同5位にランクインしている。
ウォルシュは2025年の開幕戦として、セント・パトリックス・デーの週末にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン内シアターでスコットランドのディーン・サザーランド(19勝1敗)を初回KOで下した。フレディ・ローチに師事するサウスポーの彼は、2024年9月20日にプロとして初めてアイルランドで試合を行い、ダブリンの3アリーナでポーランドのプシェミスワフ・ルノフスキ(22勝2敗1分)を2回TKOで破っている。
一方、マニー・ロブレスに鍛えられたエスパダスは、4月19日、カリフォルニア州コマース・カジノ・イベントセンターでカザフスタンの無敗有力選手サドリディン・アフメドフと10回戦を戦い引き分けに持ち込んだ。さらに、無敗の若手スター選手であるザンダー・ザヤス、ヤマグチ・ファルカオ、ドミトリウス・バラード、フィオドル・チェルカシンとも拳を交えてきた実績を持つ。
なお、このイベントの追加対戦カードは近日中に発表される予定である。