ラスベガス発 ― 複数の関係者が木曜、『ザ・リング』誌に明かしたところによると、
ブランドン・フィゲロアと
ジョエト・ゴンザレスが7月19日、ラスベガスのMGMグランドで行われるマニー・パッキャオ vs. マリオ・バリオスのペイ・パー・ビュー興行のアンダーカードとして対戦することが決定した。
46歳でのカムバック戦として、WBCウェルター級王者マリオ・バリオスと対戦するマニー・パッキャオの「PBC on Prime Video」PPV興行。そのアンダーカードでは、WBCジュニアミドル級王者
セバスチャン・フンドラとティム・チューの再戦、さらに
アイザック・クルスとアンヘル・フィエロによる再戦も予定されている。プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)による正式発表が数日以内に行われる見込みであり、記者会見は土曜日にラスベガス、火曜日にロサンゼルスで予定されている。
2月にスティーブン・フルトンとの再戦で判定負けを喫して以来初の試合に向けて、ブランドン・フィゲロアはキャリアの指導権を名将マニー・ロブレスに託し、ロサンゼルスのノックアウト・ボクシング・ファシリティでトレーニングを行っている。テキサス州ウェスラコ出身の28歳フィゲロアは、これまで父親のオマー・フィゲロア・シニアの下で指導を受けてきた。
「ブランドンは規律のある子だし、すごく努力家です。ジョエト戦に向けてしっかり準備しないといけません」とマニー・ロブレスは、『ザ・リング』誌の木曜のインタビューで語った。現在、彼はもう一人の指導選手アルマンド・レセンディスの、土曜日にマンダレイ・ベイで行われるケイレブ・プラント戦の準備にも取り組んでいる。
「オマー(・フィゲロア・シニア)から連絡があって、ブランドンと一緒にやってくれないかと頼まれ、やってみようということになりました。今のところブランドンは、僕のもとで快適にやれているようです。あまり多くのことを変えるつもりはありません。彼はベテランで元世界王者ですし、サウスポーもオーソドックスもこなせる選手です。今のスタイルにさらに磨きをかけていくつもりです。激しく、すごい試合になりますよ。」
フィゲロア(25勝2敗1分、19KO)は元2階級制覇王者。2021年5月にはルイス・ネリをKOで下してスーパーバンタム級の2本目の王座を獲得し、2023年3月にはマーク・マグサヨに判定勝ちし、フェザー級のタイトルを手にしている。
フィゲロアは、2021年11月にスーパーバンタム級でスティーブン・フルトンと激しい打ち合いを演じた末に、惜しくもマジョリティ・デシジョンで敗れた。その後、フェザー級王座を獲得し、昨年5月にはジェシー・マグダレノを相手に初防衛に成功。しかし今年初め、再びフルトンとの再戦で敗れている。
一方のゴンザレス(27勝4敗、15KO)は、粘り強さが持ち味のタフなファイターだ。31歳の彼は、直近8試合で勝利と敗北を交互に繰り返しており、敗れた相手はルイス・アルベルト・ロペス、アイザック・ドグボエ、エマヌエル・ナバレッテ、シャクール・スティーブンソンといった、いずれも元または現世界王者ばかりである。
Manouk Akopyan は『ザ・リング・マガジン』の主任ライター。
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