ボクシングを題材にしたドラマ映画『Bang Bang』が、ティム・ブレイク・ネルソン主演で9月12日から全米の一部劇場で公開される。
あらすじは次の通り。
「元ボクサーのバーナード“バンバン”ロジスキ(ネルソン)は、疎遠だった孫と再びつながったことでトレーナーに挑戦しようと決意する。孫とのトレーニングによってバンバンは長く閉じこもっていた殻から抜け出すが、その動機には周囲が疑問を抱く。80年代における彼の華々しい栄光を知る元恋人も含めてだ。バンバンはただ怒りを引き継いで伝えているだけなのか、それとも本当の利他心を持って教えているのか?」
ネルソンは『バスターのバラード』(2018)、『オー・ブラザー!』(2000)、『リーヴス・オブ・グラス』(2009)などで知られている。
サンライズ・フィルムズは、『Bang Bang』の北米配給権を獲得した。同作はトライベッカ、ロカルノ、ドーヴィル・アメリカン映画祭、オルデンブルクなどを巡回上映した後に権利が決まった。監督はヴィンセント・グラショー、脚本はウィル・ジャノウィッツ。出演はグレン・プーマー、ケヴィン・コリガン、ニナ・アリアンダ、アンドリュー・ライナー、エリカ・ギンペル、ダニエラ・ピネダら。
「『Bang Bang』は、感情豊かなキャラクターたちが織りなす力強い物語に惹かれた」とサンライズの米国・国際配給部門責任者アンドリュー・ナーガーは *Variety* に語った。「ヴィンセント・グラショーは、キャリアを終えた偉大なアスリートに何が起こるのか、という興味深い問いを投げかける作品を作り上げた。ティム・ブレイク・ネルソンは、その豊かなキャリアの中でも最も力強い演技を披露している。」
Manouk Akopyan は『ザ・リング』の主任ライター。Xとインスタグラムで @ManoukAkopyan をフォローできる。