新たにIBF世界スーパーフライ級王者となった
ウィリバルド・ガルシアへの挑戦者は、この夏後半に決定する見通しとなっている。
アルヒ・コルテスと
アンドリュー・モロニーが、7月にメキシコで行われるIBF世界タイトル挑戦者決定戦で対戦することで合意したと、この件に詳しい関係者が水曜日に『ザ・リング・マガジン』に明かした。
コルテス(27勝4敗2分、11KO)は、2023年9月に当時のWBO世界スーパーフライ級王者・
中谷潤人に挑み、12ラウンドを戦い抜いた後、連勝を飾っている。
30歳のメキシコ人コンテンダー、コルテスは過去にもう一度レベルの高い試合に挑んでおり、2022年9月にはフアン・フランシスコ・エストラーダに挑んだが、ダウンを喫し、12ラウンドの判定で敗れている。
一方、モロニー(27勝4敗、17KO)は過去5年間で6勝4敗1ノーコンテストという浮き沈みのある戦績を残している。34歳のオーストラリア人であるモロニーは、昨年12月にジャックラウット・マジュンゴエンに3回TKO勝ちを収めたばかり。これまでの敗戦はいずれも格上の相手とのもので、ジョシュア・フランコには2度の判定負け、中谷潤人には強烈なノックアウト負け、ペドロ・ゲバラにはスプリット判定で敗れている。
ガルシア(23勝5敗2分)
は金曜日、メキシコで行われたレネ・カリクスト・ビビアノとの再戦において、スプリット判定で勝利し、IBF世界スーパーフライ級王座を獲得した。両者は昨年12月にスプリットドローで引き分けていた。
アルゼンチンのフェルナンド・マルティネスは、IBF王座とWBA王座の再統一を目指して井岡一翔との再戦に専念するため
、昨年10月にIBF王座を返上した。その後、今月初めに行われた再戦でマルティネスは再び井岡を判定で下した。スーパーフライ級の他の王者には、ザ・リング誌およびWBC王者の
ジェシー “バム” ロドリゲスと、WBO王者の
プメレラ・カフがいる。両者は7月19日、テキサス州フリスコのフォード・センター・アット・ザ・スターで王座統一戦を行う予定だ。
Manouk Akopyan is The Ring’s lead writer. Follow him on X and Instagram: @ManoukAkopyan.