アンソニー・ジョシュアは、1年間のリング離脱を終えた後に「ヘビー級を席巻する」と誓っている。
35歳のジョシュアは、昨年9月にウェンブリー・スタジアムで
ダニエル・デュボアにノックアウトされて以来、試合から遠ざかっている。
その敗戦により戦績は28勝4敗(25KO)となったが、現在リング誌のヘビー級ランキングで5位に位置するAJは、プロキャリア33戦目を“英国決戦”として長らく待ち望まれている
タイソン・フューリーとの一戦にしたいという強い意志を隠していない。
しかし、今年初めにタイソン・フューリーが突如として引退を発表したことで、ジョシュアは別の対戦相手を探さざるを得なくなった。
現在のところ対戦相手は決まっていないが、ジョシュアはこのブランクを利用して長年悩まされてきた肘の手術を受けており、今はリング復帰に向けた計画を練っている。
具体的な試合日程や対戦相手についてはまだ発表されていないものの、先月自身のブランクを終えた
デオンテイ・ワイルダーが、AJとの対戦に意欲を示している。
ジョシュアは2025年末までに復帰戦を行うと見られており、この期間の離脱は「これまで以上に強くなって戻ってくるための準備期間にすぎない」と強調している。
火曜日の夜、ロンドンで行われたイベントに登場したジョシュアは次のように語った。「戦うことが自分の仕事であり、人生そのものだ。今回はプロになって12〜13年、キャリアで初めて1年間の休養を取った。体をしっかりと整えるための時間だった。
「今はキャリアの中でも違う段階に来ていて、時間の捉え方も少し変わってきている。もう何年も先があるわけじゃないから、次に何をするかをしっかりと決めなければいけないと思っている。」
「だから、いざ復帰したときには、ただなんとなく戻ってくるんじゃなくて、衝撃とともに帰ってくることになる。
この時間は、自分が万全の状態で復帰するためのものだった。完全にアクティブな状態で戻り、ヘビー級を席巻するための準備なんだ。どんな試合でも受ける覚悟はあるし、どの試合も自分にとってはビッグファイトだ。」