マイアミビーチ — かつては夢物語と思われていたことが、現実に近づきつつある。
ジョシュアは体重を245ポンド以下に抑える必要があり、両者は認定ヘビー級試合で標準の10オンスグローブを着用する。
「アメリカに招かれ、素晴らしい人々の前でパフォーマンスできるのは光栄だった」とジョシュアはメディアワークアウトで語った。「やるべきことだ。ジェイク・ポールは度胸があるし、この試合を受けたことに敬意を払う。自分も準備はできている。いよいよだ。」
さらにジョシュアはこう語った。「観客は強烈なパンチとノックアウトを見たいと思っている。俺がそれを見せてやる。」
ジョシュアにとってアメリカでの唯一の試合では、2019年にアンディ・ルイスに7ラウンドでストップされ、ボクシング史上最大級の番狂わせの一つを喫した。しかし6か月後、サウジアラビアでルイスに全員一致判定勝ちを収めてリベンジし、二度目の統一ヘビー級王者となった。
ジョシュア(28勝4敗、25KO)は、昨年元IBFヘビー級王者ダニエル・デュボイス(22勝3敗、21KO)に5ラウンドでKO負けして以来、初の試合に臨むことになる。2月に1試合予定されており、
その後2026年にタイソン・フューリー(34勝2敗1分、24KO)と対戦する可能性がある。この試合は、英国史上最大級の国内戦になると考えられている。
36歳のジョシュアがフューリー戦実現に向けて準備を整えるには、ボクシング史上最大級の番狂わせとなり得る敗北を避ける必要がある。
ポール(12勝1敗、7KO)は、キャリア唯一の敗北である2023年のトミー・フューリー戦のスプリット判定負け以来、6連勝中だ。直近の試合では、28歳の
ポールが元ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニアを7月28日に全員一致判定で下した。当初、ポールは11月14日にマイアミでWBAライト級王者ガーヴォンタ・“タンク”・デイビスとの8ラウンドのエキシビションマッチを行う予定だった。しかし、
デイビスの元交際相手コートニー・ロッセルが民事訴訟を起こしたため、ポールの所属会社Most Valuable Promotionsはこの試合を中止した。
ポールは長らく自分をボクシング界の「破壊者」と位置付けており、これまでで最も難しい相手と対戦する今回もその期待に応える自信を示している。
「どちらかがノックアウトされる」とポールは語った。「それが今回の試合のすべてだ。ヘビー級の試合はそういうものだ。それがここにいる理由だ。
「僕のボクシングの旅はここマイアミで始まった。今回はそれを思い出させる形になる。世界を驚かせ、スポーツ史上最大の番狂わせをやってのける。」
このコメントは、オープンワークアウト中に行われた3試合の結果を受けてのものだ。
- シャノン・コートニー(10勝3敗、3KO)がジェシカ・マルテス(2勝3敗2分)に全員一致判定で勝利(スコア:60-54が2度、58-56)。
- ナット・ダヴ(7勝0敗1分、2KO)がペルラ・ロメリ(7勝7敗1分、1KO)に全員一致判定で勝利(スコア:58-54、57-55が2度)。
- ルアン・メデイロス(7勝0敗、4KO)がウーゴ・マシアス(7勝2敗1分、5KO)に全員一致判定で勝利(スコア:60-54が3者すべて)。