アマンダ・セラノは木曜日、「ケイティ・テイラーが約束を守らず、三部作を男子と同じ12回戦・3分制にしなかったことに失望している」と語った。
セラノは、2022年4月に行われた初対戦(セラノがスプリット判定で敗北)を12回戦・3分制で行うよう強く求めたが、結局、女子のタイトル戦の標準である10回戦・2分制で実施された。
また、 11月の再戦でも、セラノは同様にラウンド数とラウンド時間の延長を求めたが、実現しなかった。その試合でもセラノは僅差の判定で敗れ、再び物議を醸す結果となった。
7月11日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われる第3戦では、ついにテイラーを打ち破ることを目指しているが、今回も標準ルールのまま戦うことになる。
「ケイティ・テイラーが約束を守らず、トリロジー戦を男子と同じ12回戦・3分制にしなかったことに失望している」とセラーノは述べた。「これは私たち両者にとって記録的な高額報酬の試合であり、ファンのためにも、私たちが交わした握手の約束を守るべきだった。
彼女はそれをしなかった。しかし、誤解しないでほしい。私たちがリングを共有するたびに、それは戦争だ。そして、7月11日金曜日がこれまでで最高の試合になることを確信している。なぜなら、私はついに正当な勝利を手にするからだ。」
このジュニア・ウェルター級の絶対王者決定戦はNetflixで配信され、ジェイク・ポールのモスト・バリュアブル・プロモーションズ(MVP)が主催するオール女子興行のメインイベントとして開催される。
セラノは過去に一度だけ、12回戦・3分制でのタイトル戦を経験している。それは2023年10月に行われたダニラ・ラモス戦であり、セラノは判定で完勝した。セラノは『The Ring』のパウンド・フォー・パウンドランキングで4位、テイラーは2位にランクインしている。
セラノ(47勝3敗1分、31KO)は7階級制覇の実績を持ち、現在フェザー級で『The Ring』、WBA、WBOのタイトルを保持している。一方、テイラー(24勝1敗、6KO)は2階級で絶対王者の座を獲得した経験がある。