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ハムザ・シーラズ、体制一新――アンディ・リーと合流しダブリンで新たなスタート
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Declan Taylor
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ハムザ・シーラズ、体制一新――アンディ・リーと合流しダブリンで新たなスタート
ハムザ・シーラズは、新たにトレーナーのアンディ・リーとタッグを組むことを発表し、ロサンゼルスを拠点とするリッキー・フネスとの5年間の関係に終止符を打った。


イルフォード出身のハムザ・シーラズは、2月22日に「ザ・ヴェニュー・リヤド・シーズン」で行われた初の世界ミドル級タイトル挑戦でカルロス・アダメスとスプリットドローに終わった失望の一戦を経て、現在は再起への道を歩んでいる。


身長6フィート3インチ(約191cm)の強打者である彼は、今後スーパーミドル級に階級を上げ、新たな階級で世界王座を目指すことを明らかにしている。


しかし、変わったのは階級だけではない。シーラズは拠点をドバイに移し、トレーニング体制も一新した。


とのインタビューの中で、シーラズは次のように語っている。


「正式に発表します。僕の新しいコーチはアンディ・リーです。アイルランドのダブリンにいるアンディと組むことを決めました。次のキャンプはダブリンで行います。」


「理由としては、僕はずっと彼(アンディ・リー)のことを研究してきたからです。彼が現役の頃はよく試合を観ていました。でも、まさか自分が彼の指導を受けることになるなんて思ってもいませんでした。ただ、彼がセコンドでどう振る舞うかを目にするようになって、フューリーのチームの中での立ち位置や、人としてどう自分を見せているかを見るようになってから、考えが変わりました。


実際に会って、話をしてみて、『この人だ』と感じました。彼とベン・ウィテカーのトレーニングを見に行ったとき、彼がどうやって教えているかを間近で見て、それがすごく良かったんです。


“オールドスクール”なトレーニングで、基本に立ち返るスタイル。そして、自分が持っているものを最大限に活かす方法を学ばせてくれる。」


25歳のシーラズは、2022年からリッキー・フネスとコンビを組み、ミドル級での目覚ましい上昇をともに経験してきた。


フネスのもとでシーラズは7試合連続KO勝ちを収めていたが、WBC王者カルロス・アダメスとの対戦では、手を骨折しながらも引き分けに持ち込む苦闘を強いられた。


イルフォードを拠点としていた頃、ハムザ・シーラズはロサンゼルスで試合前キャンプを行い、滞在中はエリア内のAirbnbを転々としていた。しかし今後はドバイに居住し、トレーニングキャンプのたびにダブリンへ向かう形となる。


シーラズはこう語っている。


「かなり劇的な変化だけど、現地の環境を見に行って、自分にとって必要なものがすべて揃っていたんだ。


人によっては、『言い訳して変えただけじゃないか』って言うかもしれないけど、ファイターとして俺は変化が必要だった。新たなスタートが欲しかった。


別れは円満だったよ。彼(リッキー・フネス)はたくさんのことをしてくれた。ロサンゼルスに行ったときは本当に面倒を見てくれたし、きっと彼は将来、世界王者を育てると思ってる。


ラマダンの初めにドバイへ移って、今では正式にドバイ市民になった。アルハムドゥリッラー(神に感謝)、これこそが人生で努力する意味だよ。これは自分の人生の次のステップなんだ。」


元WBO世界ミドル級王者であるアンディ・リー(40歳)は、名門クロンクジムの伝説的トレーナー、エマニュエル・スチュワードの愛弟子として知られ、現在はダブリンを拠点に活動するボクシング界屈指の人気トレーナーの一人として頭角を現している。


ハムザ・シーラズは今回、リーの門下に加わり、すでに元世界ヘビー級王者ジョセフ・パーカー、ライトヘビー級コンテンダーのベン・ウィテカー、そしてウェルター級の才能パディ・ドノヴァンといった実力者たちとともにトレーニングを積むことになる。

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