本日、Eye of The Tigerが2026年最初の興行を発表した。
このイベントでは、WBA暫定世界ライトヘビー級王者
アルベルト・ラミレス(22勝0敗、19KO)がモントリオールのモントリオール・カジノで2月5日に行われる興行のメインを務め、初防衛戦に臨む。対戦相手は現時点で未定となっている。
「このベルトを遠く故郷から離れたリビアで手にしてから、モントリオールで防衛戦ができることを光栄に思っている。ここは自分のホームのように感じる場所であり、ボクシングファンもいつもそう扱ってくれる」と、ラミレスはプレスリリースの中で語っている。
175ポンド級でThe Ringランキング4位に位置するラミレスは、2016年リオデジャネイロ五輪に母国ベネズエラ代表として出場し、ベスト16で敗れている。
従兄にあたる元IBF世界スーパーミドル級王者ホセ・ウスカテギが、メキシコでプロ転向する道を開き、ラミレスはそこでデビューから9連勝を飾った。
33歳のサウスポーはその後、元4団体統一王者アルツール・ベテルビエフとともにロシアでのトレーニングキャンプに参加して強烈な印象を残し、新たな方向性へとキャリアを進めることになった。
ラミレスは2022年6月、当時無敗だったブライアン・スアレスを初回KOで沈めて衝撃を与え、昨年8月には元世界挑戦者アダム・デイネスを7回でストップ。さらに今年8月8日には、ジェローム・パンペローンを(TKO 7)で退け、WBA暫定王座を獲得している。
「アルベルト・ラミレスには、ここからさらに複数のベルトを手にするだけの力があると確信している」と、EOTT会長カミーユ・エステファンは語る。「初めての世界タイトル防衛戦から、ライトヘビー級戦線に向けて明確なメッセージを発信するつもりだ。そのメッセージは、これから発表する対戦相手を見れば、必ずや伝わるはずだ。」
プロモーターはさらに、3人の有望株もリングに上がると発表した。ライトヘビー級のメフメト・ウナル(14勝0敗、12KO)、スーパーライト級の
アルツール・ビヤルスラノフ(20勝0敗、16KO)、ライト級の
ズミトリー・アサナウ(11勝0敗、5KO)が出場し、対戦相手は追って発表される予定だ。
加えて、カナダ人五輪メダリストのワイアット・サンフォード(5勝0敗、2KO)、トーマス・シャボー(11勝1敗、8KO)、エリク・イスラエリヤン(4勝0敗、2KO)も同興行に登場する。
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