3月初旬、1960年代以来となるプロボクシングがキューバに戻ってくることが明らかとなった。
フリオ・セサール・ラ・クルス、アーレン・ロペス、エリスランディ・アルバレス、ラサロ・アルバレスが、4月11日金曜日にバラデロのメリア・インターナショナル・ホテルで行われるAGONスポーツ主催の大会に出場することはすでに知られていた。このイベントはTyCスポーツで放送される予定である。
しかし、これまで明かされていなかったのは、彼らの対戦相手であった。
メインイベントでは、2度のオリンピック金メダリストであるラ・クルス(3勝0敗、3KO)が、元クルーザー級世界タイトル挑戦者ディラン・プラソビッチ(18勝5敗、15KO)とWBAブリッジャー級王座挑戦者決定戦で対戦する。この試合の勝者は、ラ・クルスが2021年東京オリンピック決勝などで2度勝利を収めたWBA王者ムスリム・ガジマゴメドフへの挑戦権を得る。
2度のオリンピック金メダリストであるアーレン・ロペス(2勝0敗、2KO)は、10回戦のライトヘビー級マッチでマルティン・エセキエル・ブラシオ(14勝8敗、10KO)との対戦を通じて存在感を示そうとしている。
2024年のオリンピック金メダリストであるエリスランディ・アルバレス(3勝0敗、1KO)は、経験豊富なブライナー・バスケス・ソリ(21勝5敗1分、13KO)と10回戦のジュニア・ウェルター級マッチで拳を交える。
オリンピック銅メダルを3度獲得したラサロ・アルバレス(6勝0敗、3KO)は、ドミニカ共和国のミゲル・ケリス・サントス(10勝0敗1分、4KO)とライト級で10回戦を戦う。
一方、ジュニアライト級ではムーサ・ゴラム(22勝1敗、13KO)が、ミサエル・バスケス(17勝4敗1分、15KO)と10回戦を行う予定である。
さらに、ヤケリン・エストルネル・エリサステギが、リナ・テジャダ(13勝5敗1分、10KO)を相手にプロデビュー戦を迎える。この試合はキューバ史上初の女子プロボクシングの試合となる。
チケットはバラデロおよびハバナのメリアおよびグラン・カリベ各ホテルで購入可能である。
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