将来を嘱望されるアマチュアの新星アダム・マカがプロ転向を決意し、マッチルーム・ボクシングとのプロモーション契約を結ぶ予定であることが『ザ・リング・マガジン』の取材で明らかになった。
現在17歳の
マカは、ジュニア欧州王者に2度輝き、国内大会では5度の優勝経験を持つことでアマチュア界で名を上げた。世界大会では生まれ故郷であるアルバニア代表として出場し、銀メダルを獲得している。
今年初めには、マネジメント契約をサム・ジョーンズと締結しており、ジョーンズは「この少年はスーパースターだ。まるで自然の驚異だよ」と絶賛している。
また、現在ブライトンに居住しているマカは、6月14日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン内のシアターでプロデビューする予定であり、同大会ではメインイベントとして
リチャードソン・ヒッチンズがジョージ・カンボソス・ジュニアを相手にIBF世界スーパーライト級王座の防衛戦を行うことが決まっている。
エディ・ハーンは最近、
『ザ・リング・マガジン』の取材に対し次のように語っている。「マカとの契約を進めているところだ。以前にも言ったように、今注目している若手は3人いる。レオ・アタン、アダム・マカ、それからティア・アイトンという女子選手だ」
「3人とも素晴らしい才能の持ち主で、とても若い。これほど若くしてプロ転向を考えている選手たちがいるのは非常に珍しいことだ。」
「レオとはすでに契約済みで、アダムとも良い感触を得ている。ティアについてもかなり有利な立場にあると思っている」
そして今、ハーンはこの3人の10代スター候補のうち少なくとも2人との契約に成功したようである。
マッチルームは先月、ハーンが「次のイギリス人ヘビー級スーパースターになり得る」と評価する
18歳のレオ・アタンと契約している。
アタンはこの夏、マンチェスターでの興行でプロデビューする可能性がある。