アブドラ・メイソンは、4月5日(土)にラスベガスのパームス・カジノ・リゾート内パール・コンサート・シアターで開催される興行で、メキシコ出身のサウスポー、カルロス「チニート」オルネラスと10ラウンドのスペシャルマッチで対戦することが決定した。
オルネラスは、負傷により試合を辞退したジョバンニ・カブレラの代役である。
メイソン対オルネラス戦は、急成長中のヘビー級ボクサーであるリチャード・トーレス・ジュニア対グイド・ビアネロによる10ラウンドのメインイベントを中心とした充実の興行の一部として組まれている。さらに、スーパーライト級の注目株であるリンドルフォ・デルガドとエルビス・ロドリゲスが、10ラウンドの高リスク共演試合で激突する予定である。このトーレス対ビアネロ興行全体は、アメリカ国内ではESPN+で独占ライブ配信される。
メイソン(17勝無敗15KO)は、試合当日に21歳を迎える若き逸材であり、今回が自身初の予定10ラウンド戦となる。彼は2月、ニューヨークで行われたデニス・ベリンチク対キーショーン・デービスの興行内でマヌエル・ハイメスを4ラウンドでノックアウトし、その勢いを保ったまま本戦に臨む。メイソンは2024年に5勝0敗(すべて早期決着)を記録し、有望なプロスペクトから神童的なコンテンダーへと成長を遂げた。
対するオルネラス(28勝4敗15KO)は、メイソンのプロキャリアにおいて最も実力と経験を備えた対戦相手である。30歳のオルネラスは、確かな実績を持つメキシコ人選手たちとの豊富な対戦経験を有している。彼は2021年1月にラファエル・エスピノサに10ラウンド判定で敗れた後、3連勝を飾っている。直近では、2023年12月にデビッド・モレノ・ポトレロ(試合時点で16勝0敗1分)との対戦で判定勝ちを収めた。