ティアラ・ブラウンは、土曜夜にテキサス州ヒューストンで行われた防衛戦でエマ・ゴンゴラを圧倒し、WBCフェザー級王座を守った。
ジャッジの採点は3者一致で、100-90、98-92が2者だった。
会場のベイユー・ミュージック・センターで両者は初回のゴングから激しいペースを刻んだが、5回以降はブラウンが正確性と手数でフランス出身のゴンゴラを圧倒し、明確な差をつけた。
「1ラウンド目は彼女に手数で上回られた」と、試合直後にブラウンは語った。「〔セコンドが〕“もっと動け”と言ってきた。つまり手が出てないってことは分かっていた。」
ブラウン(20勝無敗、11KO)は序盤、ゴンゴラとインサイドで打ち合い、その後はジャブを軸に距離を支配。6回には自ら鼻血を流しながらも、単発の打ち抜きで優位を築いた。
10回には、初防衛戦でブラウンが右ストレートを2度当ててゴンゴラ(10勝4敗1分、1KO)を後退させ、試合を支配した。
「左フックをボディに打ち込んだら彼女が下がるのに気づいた」とブラウンは言う。「最後は試合を締めてファンのためにストップ勝ちを狙いたかった。」
土曜の試合はOTX-16大会のセミメインとして行われ、メインではスーパーライト級のブレヨン・ゴーラム vs ヨマール・アラモ戦が組まれていた。